JAL沖縄離島乗継便マイルバックキャンペーンで与那国島へ #2

2日目 那覇から与那国島へ



5時30分に起床し、牧志駅から那覇空港へ。
雨が少し降っています。


牧志駅。どうでもいいですが、ゆいレールの切符の読み取りの仕組みは、空港で採用されているJALなどの搭乗券読み取りの機械と同じですね。
また現在は首里が終点ですが、延伸されるようです。観光がより便利になればいいですね。


那覇空港駅。


6時20分頃に空港に到着。7時15分の定刻まで時間があるため、サクララウンジでコーヒーでも飲もう。


去年JGC修行を行い、達成後初の那覇空港なので、サクララウンジも初めての利用です。
入口から気品が漂ってきますね。こちらのサクララウンジは2017年の2月にリニューアルされたばかりで、上質な空間となっています。


沖縄といえば、オリオンビールですね。
因みに札幌空港のサクララウンジでは、サッポロクラシックを楽しめます。

早朝だったので、コーヒーを頂きました。カウンターに座っていると、2席隣に昨日「まいすく家」でお世話になった方が。まさかラウンジでお会いするとは。びっくりしましたね。またどこかでお会いしましょう!!


那覇ー与那国は小型のプロペラ機なので、バスに乗って機体のそばまで移動します。
搭乗口28番ってどこやねん!と探しましたが、下かい!となりました。


空港自体には結構余裕をもって到着していましたが、バスで移動することをあんまり考えていなくて、乗り込んだ時には「最終のご案内です」と案内がありました。

間に合ってよかった。


ピンとがボケていますが、雨降りですね。


機内の様子。このDHC8-Q400CCという機体は2015年から2017年にかけて5機導入された機材で、客室内が明るく広く感じられます。
離陸時の加速も力強く、巡航時の騒音も比較的静かでした。

また客室乗務員の方がかりゆしウェアで乗務されており、沖縄の雰囲気を演出してくれます。

私は前方の座席である4Kに座りましたが、前には誰も座りませんでした。
恐らく、積載バランスの関係上、事前指定が不可能な座席で、当日に開放されるのかと思います。


50席なので、結構な輸送力ですね。
利尻島に行った際は36席でした。


飛行機に何回か乗っていると、安全のしおりを読まなくなってしまいますが、大切ですよね。


那覇空港は生憎の雨です。


飛び立ちました。加速が凄い。


当たり前ですが、雲の上はいつでも晴れなんですね。
途中、左手に西表島が見えますとアナウンスがありました。


1時間半の飛行も終わり、与那国空港に着陸します。
快晴ではないですが、海がきれいです。


もうすぐ着陸!


空港の周りにも緑が一杯ですね。


タイヤ痕が芸術的!


スリムな機体です。乗り心地良かった。


景色が良く見えるように翼が上に付いているとか何とか。


与那国空港です。流石にこぢんまりしてます。
まだ8時半です。長い一日が始まります。
何たって、日本最西端ですからね。


年季が入ってますね。


与那国馬です。固有種ですね。


荷物のターンテーブル。どこから出てくるのか迷う必要はありませんね。
2018年7月6日から3日間、ここ与那国島にて「国際カジキ釣り大会」が開催されるためか、釣り竿を預け入れ荷物に入れている方もいました。

うらやましー。


与那国島は古くから陸上するのが難しい島と言われていたそうで、渡るのが難しいと書いて「渡難(どぅなん)島」と呼ばれるそうです。


ちっちゃいけど、ぎっしり。確かに。
自転車で一周して実感しました。


空港内のお土産屋さん。他にも3店舗くらいあります(営業しているとは限りませんよ笑)。


空港玄関。シーサーがお出迎え。


明後日から、ここ与那国島で年に一度のイベントである「国際カジキ釣り大会」が開催されます。私は釣りも好きなので、もともとはこの大会に合わせて予定を組んでいたのですが、最終日まで参加すると「減額マイル」の期間外であったため、敢え無く初日に帰る日程となりました。

目的と手段が逆な気もしますが笑。

そうそう、国際と言っても、与那国島に2日半滞在しましたが、外国人を一人も見ていません。観光地化していない証拠ですね。


わり! ふがらさ!


鳥などを追い払うため、夜間以外は常に空砲がパンパン鳴っていました。これも自動なんですね。


与那国島ではそこら中で馬や牛に出会うことができます。


乗ってきた飛行機。那覇に戻る便です。


アイランドホテルに併設するお土産屋さん。
二日目にはソフトクリームを食べました。オマケしてもらいましたー。


与那国島には大きく分けて3つの集落があります。
今日の宿はこのうちの”祖納”にあります。

お店なども一番集まっていますね。


一応、パシャリ。


天然の植物園ですね。南国の雰囲気ばっちりです。
もはやジャングルといっても過言ではありません。

空港降りてずっと、カブトムシの虫かごの匂いがしています笑。
日本って「醤油」の匂いがするって言うじゃないですか。
あれです。


サトウキビから作るのでしょうね。


沖縄電力。発電手法は何ですかね。


やっぱり、控え目に言ってジャングル。


ティンダバナというそうです。登りませんでした。


こんな形のシーサーもありなんですね。


この道でティンダバナの付近まで行けます。


島で唯一の駐在所。今日も平和です。


スナック。このお店も含め、思いの他沢山見かけました。


マレーシアなどの東南アジア料理を楽しめるお店。
沖縄料理との融合が面白そうですね。


こちらがお店。歩いていると、「そこ、閉まってるでしょ!」と声を掛けられました。
後ほど開店する様子でした。


与那国島唯一のラーメン屋だそうです。



突然ですが、ここで、与那国島のシーサーたちをご紹介!!

与那国島のシーサーたち


この子、凛としてかわいい。
色も好みです。


どこか愛嬌のあるような。


賢そう。


躍動感がありますね。


怒ってそう。


チョコレートかなー。


あ、これこれ。
一番イメージに近いシーサー。


何か酸っぱいものを食べちゃったかな?


1匹ではないのね。


この子も愛嬌あり!


まちぶらを続けます。



沖縄って感じのお家ですね。


鮮魚店。


女酋長(おんなしゅうちょう)という居酒屋。
2日目の夜に訪れました。


いやー、今日は暑い!!
32度の湿度80%です。


与那国島で作られる泡盛は3種類。
すべて飲めます。


日用品も兼ねてますね。


このように、クーラーがなさそうですけど、涼し気に写りますね。


日本最西端のマンホールの柄。
カジキ、与那国馬、ヨナグニサン(蛾)です。詰め込みますね笑。


島にある2件の郵便局の内の一つ。


島にはコンビニが1つも無い代わりに、このような雑貨屋さんが何件もあります。


ホテル入船。
小さな島ですけど、旅館や民宿などは充実しています。
大手検索サイトには載っていなかったりしますが。


品揃え最高!!!また寄ります。




夏本番となれば込み合うのでしょうか。

そもそも人があまり歩いていません。


ひときわ綺麗。新しい建物ですね。


今度はここに泊まろうかなあ。


理髪店が営業中でした。
島のヘアスタイルは引き受ける!!


いりはんだ。ググっても分からん。謎すぎる。

路地で会話している島の方の会話は、本当に何を言っているのか分かりませんでした。
それくらい独特な言語環境なのですね。


入口が開いていて、昼間からお客さんらしき人が。


美容室もある(あった)のですね。


おじーの家。今回お世話になったゲストハウス。
こちらが本館らしいのですが、電話したところ「そっちは雨漏りしているから、今から迎えに行く」と言われ、噂のおじーが車に乗って上半身裸で登場。この緩さがいいですねー。数十年前にこの島に来られたそうです。

料金は一泊2,000円。2泊しました。晩ご飯の時には白米を炊いておいてくれるので、近くでおかずだけ用意すれば、食事はできます。

私は折角なので近くの居酒屋に行きました。


おじーの家の前にあるカフェ。
この日はお休みでした。明後日からカジキ釣り大会で忙しくなるはずなので、それからですかね。


カレーが有名みたいですね。食べたかったーー。


こちらもスーパーという名の、日用品店。


てんだ花。こちらもお休み。


オモローー!


与那国空港から、祖納地区まで徒歩で来ました。

おじーの家の前にもレンタサイクルの看板がありましたが、カフェの人に「そのお店は閉めてから20年近くなるよ!」と言われ、こちらに来ました。

大通りのガソリンスタンド前にあります。

いわゆるママチャリを1日1,500円でレンタルできます。
もちろん、原付や自動車という選択肢もありますよ。


居酒屋で聞いた話では、ロードレーサー用のぴちぴちの服を着て、ママチャリで一周するのがオツなようです。


たった2.4kmですけど、暑い中歩くのは結構キツイ。


念願の自転車を借りて、颯爽と風を切りながら港へ。

曇っていても、水がきれいですね。


1991年か1992年に客船「飛鳥」が与那国島に寄港したそうです。
はっきりした年を忘れてしまいました。


与那国島の付近の海底には海底遺跡があり、グラスボートで見ることができます。

港のめっちゃ目立つ所に、そのグラスボートの初代であろう船が不法投棄されていました。解撤に費用が掛かるのは分かりますが、堂々と放置しないで欲しいですね。


「撤去されない場合、5万円以下の罰金...」
5万で解撤できたら、そら安いわな。


でもこれはこれで見応えあるな。


ひ弱なプロペラだなあ。


凄い簡素な船型。


その横には漁船が泊まってます。


橋の上から。近くの堤防では、釣りをしている人が。
いいなー。


与那国町役場。何か見覚えが??


Dr. コトー診療所に登場していました。
2003年からフジテレビ系列で放送されていました。私は小学生でしたね、懐かしい。


与那国島の泡盛「どなん」を販売してますね。


こちらはカフェ「RERA」


学研教室とピアノ教室。
築何年でしょうか。


与那国島の特産品として、「長命草」というものがあります。

”長命草は日本最西端の与那国島の過酷な環境、琉球石灰岩が混じるミネラル豊富な土壌で育つ栄養価のとても高いスーパーフード”

***与那国町 ふるさと納税寄付金 返礼品カタログ より***


返礼品の中には、300,000円以上の寄付でカジキを丸々1本貰えるものもあり、発送方法も1本丸ごと or 解体が選べます(一部地域を除く)。

与那国町 ふるさと納税 カジキ




与那国島には中学校が2つあり、小学校と合わせて約100人が在籍しているようです。
島の人口が約1,500人なので、案外多いといった所でしょうか。


こちらは、与那国交流館。
この時は映画「老人と海」の展示が行われていました。

その他にも与那国島の歴史が分かる書籍も置いてありました。


いきなり馬がいて、すこしびっくり。


島の東端である「東崎」を目指します。
東と書いて、アガリと読みます。反対に西は、イリです。

太陽がアガルとイルですね。勉強になりました。


最初に見た時、「おお!パイナップルやんけ!!」とテンションが上がりましたが、調べてみると、アダンという植物だそうです。


もうすぐ岬です!


「風力発電と牛」


牛さんは草を食べるのが仕事ですね。


こっちを見ています。


まっすぐ行くと、東埼の灯台!やっとやで。


記念にね。


右に展望台。左下にアリシ。
何なのアリシって。


糞があるということは...。


与那国馬やーーー!
ここ与那国にしか居ない馬らしいです。


沢山いますね。
お陰で踏まずに歩くのが大変笑。


毛つやがいいですね。


この子だけ白色でした。
私の少し後に女性の方が来られて、「大人しいねー」と言ってたら、後ろ向きに近寄ってきて後ろ脚でキック。おい、大人しそうな振りして。


灯台の先から下を眺めると。
体感ですが、80メートルくらいありそう。


ばさん、ばさん言ってます。


綺麗ですねーー。


いつまででも観れそう。


何故か集まってきてます。


どこに行くのかな。


東崎には自転車でふらっと寄りましたが、このまま帰るのもなーーと思い、こっから島を一周することを決意。

東崎を過ぎるとアップダウンがきつくなってきます。

実は判断ミスでしたね。まあともあれ。


東崎を過ぎてすぐ。何かと思ったら、まさかの風力発電機でした。
いやーーー、マジか。


支柱やったんかい!


投棄されてからそんなに長くないですね。


逆にわくわくするわ。


ピッチインとかピッチアウトとか、もはや風力発電のそれやん。


まあ、物騒な所はおいといて、次!


大河ドラマの舞台になったんですね。


サンニヌダイ。ちょくちょく訳分からん。


軍艦岩。これは分かりやすいね。


もう一度、サンニヌダイ。


次のスポットまで400mですが、登りがキツイ。
さっきから、原付の夫婦に抜きつ抜かれつしています笑。

どんな目で見られてるのかなーー。
はぁはぁやで、こっちは。


振り返って、東崎!


立神岩です。意味深やわ。


与那国島で有名なものの1つが、この、ヨナグニサン。
町蝶といっていますが、蛾です、はい。

ヨナグニサンについては#3で触れます。


東崎から次の集落である比川までは8.5kmあって、アップダウンが激しいため、体力を消耗します。

それに加え、この日は気温が32度あり湿度も高いことから、汗が止まらず真面目に死ぬかと思いました。

十分に水を持っていたら良かったのですが、当初は島を一周するつもりなど無く、東崎に着くまでに飲み切ってしまっていました。

Google Maps で売店や自販機が無さそうなのは分かっていましたが、これだけキツイとは思って無かったので、反省しました。夏の与那国で水なしサイクリングは自殺未遂です。ほんまに。


ということで、無事に?集落に着き、売店でOS-1と麦茶と紅茶を購入。
ものの2分足らずで全て飲み干し、追加で麦茶を購入。

売店の方も何事かと思ったでしょうね。
さっき買ったやんけと。

OS-1が美味しいとか、結構やばめ。


さっきまでは水を求めて周りを見る余裕は無かったのですが、水を得た魚のように元気に走り回りました。


民宿ね。


この砂浜と、あの建物は!


Dr. コトー診療所のロケ地です。

ここから先は入場料として300円が必要です。


そうそう。志木那島診療所でしたね。


入口にお店の宣伝。


撮影セットとしてのお手洗い。


あー、これこれ。
ここに300円を置きます。時々受付の人が居らっしゃるそうです。


いい味出してますね。


柴咲コウのナース服?


診療所の旗と、コトー先生が乗っていた自転車。


何故かカップ麺?


くたびれ感がリアル。


過ぎた月日を感じます。


風通しのいい室内で32度。

にしても蒸し暑いぞ。


人の気配がしそうですね。


セットだと分かっていても怖い。


いやー、夜は無理だわ。


 正面から。


この近くはそば屋さんが多い。

「わかなそば」さんが美味しいみたい。


集落から少し離れると、車エビ養殖場なるものが。


雲が出てきて、カメラが雨に濡れないか不安になりながらも、小雨で耐える。


ここにも与那国馬がいますね。


テキサスゲートという溝。島に4か所あり、放牧している馬や牛などがこれより外の区域に逃げないようにするための溝。

4本足の動物は歩幅的に超えるのが難しいらしい。

何も知らずに自転車で渡った時はパンクするかと思った。


溝の幅は13cmくらいですかね。


この奥に行くと、日本最西端の岬があります。


カジキがお出迎え。


正面からだと、キチガイスマイル!!


遂にきました!!


いやー、感慨深いです。


台湾まで111kmなので、晴れた日には見えるそうです。


黒潮と初めて出会う島ですね。


久部良地区を望みます。


さっき、この3本を一気に飲みました。


また集まってます。


何しとる?


目が合いましたが、子供を連れた親は怖いですからね。


結構なスピードでガソリンを積んだ車が馬の間を抜け、テキサスゲートを通過していきます。



久部良集落に来ました。
ダイビングもいいですね。


大きな漁港があり、釣具屋さんもあります。


ネットで調べると、美味しそうなお店。


お肉もいいですね。


久部良地区を抜け、一路祖納集落に向かいます。

これで与那国島一周となります。


空港って。まあそうだけども。


無事に島を一周し、祖納に帰ってきました。

晩ご飯を探して、「ビアガーデン国境(はて)」に来ました。
お店は3階にあり、エレベーターで上ります。
普通に乗りましたが、与那国にエレベーターって、工場やホテルを除けば、恐らくここくらいだと思います。


国境と書いて「はて」。そそられます。


で入店すると、人人人。
どこにこんなに人が居たんだと。

与那国島は夜開いているお店が少ないため、人気のお店はすぐに満席になるそうな。

ぜひ、予約してから行かれることを強くお勧めします。


次にたどり着いたのが、「どぅーらい」というお店。
看板が木に隠れて見つけづらかった。


一人でも通してくれたので、今日の疲れに乾杯!!

最高ですね。


お刺身の盛り合わせ。真ん中がカジキです。
白身寄りのお味。美味しい。


こちらはグルクンのから揚げ。初めて食べた。


ミミガーのあぶりポン酢。完全に酒のあて。


 お腹も満足。


こうして与那国島の2日目は更けましたとさ。



最後まで見て頂き、ありがとうございます。

それでは。

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